2025年12月の放送で、13年ぶりにテレビの前に現れた長女奈緒子さん。
当時の思いや今の心境を赤裸々に語っていました。
その内容から、奈緒子さんは「ヤングケアラー」な側面もあったのではと思う視聴者もいたようです。
放送内容、本人のコメントを中心にまとめました。
目次
大家族石田さんチ長女奈緒子はヤングケアラーだった？13年ぶりテレビで語った本音
2025年12月3日に放送された「密着28年！石田さんチ〜新たな大家族物語へ〜」。
この放送で大きな話題を呼んだのが、13年ぶりにテレビ出演した長女・奈緒子さんでした。
放送では、これまで語られなかった“長女としての重荷”や“家族への本音”が初めて明かされ、SNSでも「ヤングケアラーだったのでは？」という声が多く上がっています。
奈緒子さんは第一子。弟妹9人の“第二のお母さん”だった
石田さんチは7男2女、合計11人の大家族です。
その中で奈緒子さんは、9人兄弟のいちばん上にあたる長女。
弟妹8人を抱える家庭環境で、事実上「小さなお母さん」として日々の育児や家事を担ってきました。
番組初期の映像でも、弟妹の世話をこなす姿が何度も映っており、その負担の大きさは視聴者にも強い印象を残していました。
放送で明かされたお父さん・お母さんへの本音
お父さんもお母さんも「嫌い」と発言していました。
お父さんに対して
奈緒子さんは、子ども時代のお父さんについて
「子供っぽくて嫌だった」
と率直に語りました。
明るくユーモアのある晃さんですが、長女として責任を背負っていた奈緒子さんにとっては、頼りたい場面で頼れない存在に感じられたようです。
お母さんに対して
続いて、当時のお母さんについては
「グチり屋なところも嫌だった」
と発言していました。
9人の子育てを担う母の千恵子さんの大変さを理解しつつも、奈緒子さん自身も心身ともに余裕がなく、「母親の愚痴を受け止める側」に立っていたことが重荷だったと推測されます。
子どもが増えることへの戸惑い
さらに、印象的な本音として
「そんなに大変なのになぜまた子どもを産むのかと思っていた」
という言葉もありました。
家庭の大変さを誰より間近で見ていたからこそ、「子どもを増やす」という選択に強い疑問を抱いていたことがわかります。
奈緒子さんはヤングケアラーだったのか？
ヤングケアラーとは、本来大人が担う家事・育児・家族の世話を子どもが日常的に担っている状態を指します。
奈緒子さんの場合、
・弟妹の育児を日常的に担当
・家事負担が非常に大きかった
・母親の精神的なケアもしていた
・子どもらしい時間が少なかった
という点から、当時の状況はヤングケアラーに近いものだったと考えられます。
放送後のSNSでも、
「奈緒子さん、本当に頑張っていた」
「長女の苦労がようやく見えた」
「ヤングケアラーと言っていいと思う」
という声が多く見られました。
13年間テレビに出なかった理由と今回語られた本音
奈緒子さんは早くに実家を離れ、その後13年間テレビに姿を見せていませんでした。
今回の帰郷は祖母の死がきっかけで、家族と向き合う大きな節目となりました。
放送では、
・長女として背負っていた責任
・親に言えず抱えていた不満
・当時の苦しさと孤独感
などを、初めて言葉にして語っています。
両親も奈緒子さんの思いを受け止め、親子の関係を再構築する姿が映されました。長女としての重荷を背負った日々に、ようやく区切りをつける回となったように感じます。
まとめ：長女として背負ったものが、ようやく言葉になった
奈緒子さんの語った本音は、大家族の“明るくにぎやか”なイメージとは裏側にあった、長女としての過酷な現実でした。
ヤングケアラーだったかどうかの線引きよりも、「あの頃のつらさをやっと言葉にできた」という事実 に大きな意味があります。
今回の放送は、石田家にとっても、奈緒子さん本人にとっても、そして視聴者にとっても、“家族とは何か”を考える貴重な回だったといえるでしょう。
祖母の死が引き合わせた家族の関係性、今後も良好な距離感を保ってほしいと願うばかりですね。
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