アーティストの和田光司さんが、上咽頭がんにより4月3日早朝に逝去しました。
42歳でした。
非常に残念で、悲しくてやまない出来事です。
心から、お悔やみ申し上げます。
和田光司さんは、1999年4月にテレビアニメ「デジモンアドベンチャー」のオープニング曲「Butter-Fly」を表題曲としたシングルでメジャーデビュー。
「Butter-Fly」は今でもなお歌われ続けている、アニソン界屈指の名曲ですね。
今回の訃報について、詳しく見ていきましょう。
和田光司さんが上咽頭がんにより死去。
和田光司さんが上咽頭がんにより、4月3日に死去されました。
葬儀に関しては、和田光司さんの家族の希望により、近親者による密葬で実施されたそうです。
和田光司さんは、過去に病気が原因で、二度の活動停止からの復活を果たしていました。
そのことから、「不死蝶のアニソンシンガー」とも呼ばれていたそうです。
和田光司さんの、闘病生活について見ていきましょう。
和田光司さんが最初に病にかかったのは、2003年のこと。
当時、29歳でした。
病名は、今回の報道でもあった上咽頭がん。
「5年後の生存率は40%」と医師より宣告され、2003年の4月に開催されたデジモンシリーズ終了記念のライブをもって活動休止するに至りました。
そんな一度目の闘病生活が終わったのは2005年のことです。
手術や放射線治療により、和田光司さんは一時は声を失いましたが、声が出るようになったため、ライブなどの活動を再開しました。
この時既に、和田光司さんの復活に対して「奇跡」だという声が多くあがっていました。
たしかに、「5年後の生存率は40%」とまで言われたにも関わらず、療養し歌を歌えるまでに回復したのは、まさに奇跡と言えることですね。
しかし、2011年に上咽頭がんが再発。
同年10月には、再び治療専念を理由とする活動休止を発表しました。
2度目の休養となっま和田光司さんは、医師から完治と通告された直後の再発であったため、大きいショックを受けたそうです。
一時は「このまま引退してもいい」というほど歌う気力を失っていたとのこと。
しかし、知り合いに「使命感で歌い続けるのではなく、歌える時に歌って、歌えなくなったらまた休めばいいじゃない」と言われたことにより、考えを改め、再び歌手活動を行う事を決意しました。
そして、2013年10月3日に2年間の治療を終え、活動を再開しました。
2度目の復活に驚く声は多く、まさに「不死蝶のアニソンシンガー」と呼ばれるにふさわしい人間力の強さですね。
しかし、今回の訃報にあるように、和田光司さんは上咽頭がんにより死去してしまいました。
およそ3度目の再発ということでしょうか、長い闘病生活に今回終わりを告げる結果となりました。
日本のみならず、世界中で愛されているアーティストであったため、今回の和田光司さんの訃報に対し、悲しみの声が止むことはありません。
「和田光司 お別れの会」の詳細は?日程場所や内容、予約など
今回の訃報を受けて、「和田光司 お別れの会」というものが開催されると発表されました。
日程については、4月下旬とのこと。
あくまで推測ですが、基本的に葬儀関連は「大安」「友引」「仏滅」の日以外に行うといった風習があるため、その3つを除いた日程になると思われます。
つまりは、今年のカレンダーを見てみると、4月下旬ということで22・23・25・28・29日が候補として挙げられますね。
その中でも、4月23日の土曜日が可能性としては最も高いのではないでしょうか。
29日は祝日ということで、可能性は低いですし、できれば土日に開いた方が弔問がより多く来場できると思われます。
場所に関しては、都内で行われるとのこと。おそらく都内の葬儀場ということになりますね。
気になるその内容は、和田光司さんを悼むものとなるでしょう。
和田光司さんの闘病生活を振り返るとともに、彼の人間としての強さや優しさ、歌に対する想いを振り返るものだと思われますね。
涙なしには見れない、語れない、感動的な会となることでしょう。
また、まさに世界の和田光司ということで、今回のお別れの会の参加は、とてつもない量で希望されると思われます。
ファンが参加できるものと発表されていますが、おそらく予約などがあってもおかしくはありませんね。
「和田光司 お別れの会」に関する詳細な情報は、和田光司さんののオフィシャルサイトにて後日アナウンスされるそうです。
絶対に参加したいという方は、随時オフィシャルサイトをチェックすることをお勧めします。
発表され次第、こちらにも追記いたします。
今回の訃報に対するネットの反応
和田光司さんの訃報を聞きました。
今は、ただ悲しくて…ぼーっと立ち竦む思いです。
小さい頃、大好きなデジモンに出会って、常に和田さんの歌声が側にありました。
これからもずっと、ずっと。
和田さんの歌が大好きです。— 旧アカウント (@rurururumy) April 8, 2016
ありがとう和田光司さん。 pic.twitter.com/dGtIezSXgf
— SalmonTANAKA (@Salmon_TANAKA) April 8, 2016
和田光司さん、私達の一生の青春をありがとうございます。ご冥福をお祈りいたします。 pic.twitter.com/HZj9RzHI1t
— 中田クルミ NAKATA KURUMI (@kurumi_nakata) April 8, 2016
https://twitter.com/luzabs/status/718326527314817024
Trefleにとって大きな存在でした。
和田光司さんの歌声でどれだけの人が勇気をもらったか…。
本当にありがとうございました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
Trefle— Trefle (@Trefle__info) April 8, 2016