ハイアンドローの映画「HiGH&LOW THE MOVIE」を観てきました!ネタバレ感想です。ラストまでまとめていますので、まだ見ていない方はご注意下さい!
あらすじ…
とある一帯を支配する最強のグループ「ムゲン」が「雨宮兄弟」と激しい抗争を繰り広げた後、ムゲンが解散し雨宮兄弟も姿を消す。
その後、頭角を現した五つのチーム「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」の頭文字を取り街は「SWORD」地区といわれ、「G-SWORD」と呼ばれるグループが互いにしのぎを削っていた。
そこへ琥珀が帰ってきたことで、SWORD地区には不穏な空気が漂い始め……。
ハイアンドロー映画ネタバレ「HiGH&LOW THE MOVIE」
※ここから映画ネタバレ※
RUDE BOYSの拠点である無名街で爆発が起こり壊滅的な状況に。
山王街はダウトに襲撃され、琥珀(AKIRA)と九十九(青柳翔)が達磨一家を全滅させていた。
マイティーウォリアーズが鬼邪高校とWhite Rascalsも襲っていた。
各チームの紹介と共に、SWORD地区が危機的な状況であることを伝えた。
龍也の死後自暴自棄になっていた琥珀は、龍也を殺した犯人が九龍グループの人間だったことをコリアンマフィア「張城」の李(リー / V.I(BIGBANG))から聞く。
龍也を殺した犯人=九龍グループに復讐したい琥珀と、SWORD地区・湾岸地区を潰し手に入れたい李。
李たちコリアンマフィア「張城」は、九龍グループと敵対関係にありお互いの利害関係が一致することから2人は組むことになる。
MIGHTY WARRIORS(マイティーウォリアーズ)は李の傘下にあり、琥珀の指示で動くようになる。琥珀はかつての仲間たちを裏切り、SWORDへの襲撃を開始するのだった。
雨宮兄弟は、長男を探していた。
RUDE BOYSのスモーキーが何か知っているかもしれないと思い、雨宮広斗(登坂広臣/三代目J Soul Brothers)は1人無名街へ向かう。
無名街は爆発と火事で悲惨な状態になっており、更にMIGHTY WARRIORSの返り討ちに合っていた。
広斗はRUDE BOYSに加勢し、負傷したスモーキーにアル中の医者を紹介する。その混乱の中、ララはダウトに誘拐されていた。スモーキーは、雨宮兄弟の長男の情報を教える代わりにララを助け出してほしいと広斗に頼む。
コブラとヤマトは、山王街周辺の出来事が通常の状態ではないことに気づいていた。
そんな時、琥珀から連絡が入る。
久しぶりに会った琥珀と、コブラ・ヤマト。
再会を懐かしむ2人に、琥珀は「山王連合会は俺の指示で動け」と命令する。
2人は納得できるはずもなく、琥珀に襲い掛かるが…
琥珀は表情を変えず、出ていく。
ヤマトの自宅ガレージで呆然とする2人の元に、九十九が来る。
九十九は琥珀についていたものの、そのやり方を疑問視していた。
2日後に、500人集めて琥珀たちが山王を潰しに来る、と忠告した。
そして九十九は、琥珀が以前持っていたバイクのキーをコブラに預ける。
九十九の入院費の為に琥珀が一度手放し、その後龍也が探して買戻し、持っていたバイクのキーだった。
コブラたちはノボルが調べた現在の山王地区の状況を把握する。
琥珀と李の関係、山王地区開発の噂、家村会と九龍グループの動き。
山王地区の刑事・西郷もまた、家村会とズブズブの関係だった。
コブラ・ヤマトたちは琥珀を止める決意をする。
SWORDの5チーム「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」が、マイティーウォリアーズのいるクラブへ殴り込みだ!!
湾岸地区に一斉に向かう。
数えきれないほどの人数で抗争が起こる。
一方、琥珀はクラブ内にいた。
九十九がこの抗争について問うと、黙ってろとばかりに殴る蹴る。
九十九もやり返し、お互い長い間殴り合っていた。
コブラたちは激闘の末、琥珀と九十九のいるクラブへたどり着く。
琥珀を殴り、目を覚ませと訴えるが届かない。
九十九・コブラ・ヤマト 対 琥珀の殴り合いが続く。
立てないほどやりあった4人。
コブラ「琥珀さん、俺らずっと待ってます!」
と琥珀に叫び、バイクのキーを渡す。
表情が一気に変わる琥珀。
龍也との思い出、ムゲンの思い出が蘇り…
琥珀は座り込み、泣き叫んだ。
それは、琥珀が「落ちた」ことを意味していた。
クラブの外で抗争し続けていたSWORDの各チームにそれが伝えられる。
全員歓喜!
ダウトに捕らわれていた女の子たちや、ララも解放される。
マイティーウォリアーズは、これ以上やっても金にならない、仕方ないと引き下がる。
長い長い抗争が終わった…
李は、今回の作戦が失敗したことを父親・張(チャン/白竜)に報告。
激怒され、次回の抗争に意欲を燃やした。
雨宮兄弟はとある教会にいた。
そこには長男・尊龍(斎藤工)の姿が…
そして…最後の抗争に参加していなかった劉(リュウ/早乙女太一)が、
九龍グループのミーティングに参加していた…。
『HiGH&LOW THE RED RAIN』へつづく…
2016年10月8日公開
出演:TAKAHIRO、登坂広臣、斎藤工ほか
ハイアンドロー映画「HiGH&LOW THE MOVIE」感想
大画面で見る抗争シーン、爆破やバイク・車の暴走はすごい迫力でした。
音楽も映像も、MVを切り取ったような美しいクオリティでした。
物語は、ドラマシーズン1・シーズン2・映画「ROAD TOHiGH&LOW」から続くお話しですが、冒頭に今までの紹介があるので初見でも楽しめる作りになっていました。
琥珀の感情の起伏が物語のメインとなり、大がかりな抗争になっていくのですがドラマより数倍激しい格闘シーン、コブラ(岩田剛典)の演技も一層力のこもったものでした。こんな表情初めて見た…という感じです。
映画のところどころに、クスっと笑えるネタが仕込んであったりして最後まで飽きずに見られました。まだまだ終わりそうにない感じでラストまで持っていき、斎藤工さんが登場して次回の映画『HiGH&LOW THE RED RAIN』のテロップが出た時は、なんて商売上手!と思いましたが(笑)。
小泉今日子さんとYOUさんは今回ラスト2人だけのシーンがあり、若い男の子たちが喧嘩ばかりしていることについて達観した言葉を淡々と述べていたんですが、贅沢ですよね。
V.Iさんも出演シーン・台詞共に思っていたより多かったです。日本語・北京語・韓国語で話すシーンがあり、洋画を観ているような錯覚に陥りました。スタイリッシュでカッコよかったです。
今回、家村会が属する九龍グループはミーティングをするシーンのみで抗争がありませんでした。李も、次回の作戦を立てていくようです。
李と切れた格好になった琥珀と九十九が今後どうするのか、一旦平和を取り戻したSWORD地区はどうなっていくのか…。雨宮兄弟はなぜ長男を探していて、再会して何をしていくのか…。
などが次回作『HiGH&LOW THE RED RAIN』の核になるのかと思います。
ここまで観てしまったら最後までHiGH&LOWの世界に付き合うしかない!と思っています!映画公開、関連企画もたくさんありますし、追っかけていきたいなと思います。
※ネタバレについては間違っていたらすいません。
『HiGH&LOW THE RED RAIN』も見てきました!
ネタバレまとめてます。
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