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三代目岩田剛典が映画初主演「植物図鑑」あらすじ!高畑充希と恋愛

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三代目J Soul Brothersのパフォーマー岩田剛典(いわた たかのり)と女優の高畑充希が来年公開の映画「植物図鑑」(三木康一郎監督)にダブル主演することが分かりました。 累計80万部を売り上げたベストセラー恋愛小説の実写化で、映画初主演の2人が“胸キュン”ラブストーリーを繰り広げるようです! 物語のあらすじまとめ!原作通りに映画が制作されるかわかりませんが、ネタバレ含みます。

<三代目岩田剛典が映画初主演「植物図鑑」高畑充希と恋愛!コメント>

 

原作の有川氏「大きな事件が起きない道草の物語を、大きな映画にしていただけることになりました」

岩田「このような素敵な作品で初主演を務めさせて頂けることを、このうえなく光栄に思います。自分が演じる樹は、純粋さとミステリアスなところを併せ持つキャラクターなので、原作に失礼のないように丁寧に演じたいと思います」と気合をみなぎらせている。既にクランクインしており、「現場は和やかで明るい雰囲気で楽しく撮影が進んでいます。高畑充希さんはさやかのイメージそのままで、気さくで自然体な方なので初日からリラックスして撮影に入ることが出来ました」

高畑「もしもお家の前に素敵な男の子が落ちていたら…どうしよう、どうする? などと女性スタッフさん達とキャッキャ妄想しながら、日々撮影に励んでいます」と、どこまでも自然体だ。そして「野草のように、あおくて爽やかでちょっぴり苦い、キラキラした恋愛映画になればと思います。この作品で、樹にキュン死する女性が多発することをお約束します。私も、頑張ります!!」

企画・プロデューサーの井上竜太氏「最高のキャストがそろい本当に嬉しく思っています。岩田剛典さんは優しく癒される笑顔、高畑充希さんは愛くるしい瞳が役のイメージにぴったりで、さわやかで可愛いカップルになると思い決めました」

6月13日にクランクインし、現在撮影の真っただ中。今月クランクアップを予定。 「植物図鑑」は、2016年に全国で公開。

 

<三代目岩田剛典が映画初主演「植物図鑑」あらすじ>

 

「植物図鑑」とは…、角川書店より出版されている有川浩のライトノベル

元は角川書店のケイタイ小説サイト「小説屋 sari-sari」で2008年6月から2009年4月まで連載された恋愛小説で、『花とゆめ 文系少女』(白泉社)にて、堤翔作画で漫画化もされています。

角川書店概要

「男の子に美少女が落ちてくるなら女の子にもイケメンが落ちてきて何が悪い!ある日道端に落ちていた好みの男子。「樹木の樹って書いてイツキと読むんだ」。野に育つ草花に託して語られる、最新にして最強の恋愛小説!」

amazon内容紹介

お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。噛みません。躾のできた良い子です――。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所を「狩り」する、風変わりな同棲生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草”恋愛小説。レシピ付き。

あらすじ

ある冬の晩。終業後の飲み会から自宅マンションに帰ってきたさやかは、マンションの前で行き倒れている1人の男を見つける。所持金が尽き、困窮極まっていたその男は「拾ってください」「噛みません、躾のできた良い子です」と、さやかに一晩の寝床と食事を求めてきた。自分を捨て犬になぞらえたその物言いを面白がったさやかは、つい彼を部屋に上げてしまい、カップラーメンと風呂場を提供することにした。 翌朝鼻をくすぐる料理の匂いで目覚めたさやかは、使えるものはないと思っていた冷蔵庫の有り合わせだけで男が朝食を作っていたことと、その味に驚く。出て行こうとする男が惜しくなったさやかは、「行くあてがないなら、ここにいたらいい」と、無理矢理引き止める。条件は寝床の提供と生活費の管理権、それに家事全般をこなしてもらうこと。男は躊躇したものの、そもそも困窮していたことは確かだったこともあり、しばし考えてその提案を受けた。男は「イツキ」と名乗ったが、それ以外は話してくれない。問い詰めることでイツキが去ってしまうことを想像してしまったさやかは、何も聞かなかった。 それからひと月が経ち、春先になった。イツキが近くのコンビニで平日深夜のアルバイトを始め、ふたりがルームシェアに慣れてきたころ、さやかは仕事のミスが重なりひどく荒れていた。見かねたイツキは「近所の河川敷を散歩しないか」とさやかを誘う。イツキの「趣味」でもある野草採集のためであったが、都会っ子であったさやかには、それが新鮮に感じられた。自分で採取し、イツキが料理した、ふきのとうの天ぷらやふきの混ぜご飯、つくしの佃煮。自分の趣味につき合わせたことや、それが面白かったのかどうかを気にしていたイツキに、さやかはまた連れて行ってほしいとねだる。普段の暮らしや狩りを通じて、さやかはイツキを意識していった。 そうしてふたりは「週末の狩り」を重ねていく。ある狩りの日、訪れた沢でさやかは転び、足首から下を冷えた沢の水に浸してしまう。イツキはとっさに自分が持っていたハンカチを差し出したが、そのハンカチは、野草採集のような外遊びを好むイツキには似合わない、ブランドもののこじゃれたハンカチだった。バイト先でもらったと取り繕うイツキ。しかし、そんなハンカチを渡すのはたいてい女性で、しかも好意を持たれているのだと気付いてしまったさやかには、引っ掛かりが残る。たった1枚のハンカチ程度で揺らぐ想いと関係にいてもたってもいられなくなったさやかは、バイト中のイツキを訪ねた。ちょうど「ハンカチの送り主」とはち合わせてしまったさやかはふて、イツキに「帰る」とだけ告げて帰るが、追いかけてきたイツキと口げんかになり、関係をさらにこじれさせてしまう。 翌日、こじれてしまったままに仕事に出て、終業後の飲み会にも飛び入り参加したさやかだが、酔うと送り狼になるといわれる同僚と帰途に就くことになってしまう。最寄駅までついてきてもなお帰らない同僚を帰らせたのは、バイトを休み駅までさやかを迎えに来たイツキだった。同僚との関係を問うイツキだが、さやかは突っぱね、その勢いでハンカチの送り主であるバイト先の女性店員に対する嫉妬とイツキに対する好意を吐露する。イツキも、良き同居人でいるために自分の気持ちを抑えるのはつらかったと好意を告げ、晴れてふたりは結ばれる。 幸せな日常を送るふたりであったが、あるとき「ごめん、またいつか。」という書き置きだけを残してイツキは姿を消す。いつからか別れを予感してはいたさやかだが、「イツキ」という名前しか知らず、それでもいいと思っていたのにと、イツキを忘れることができない。イツキの残した「狩りの習慣」をなぞりながら、さやかはいつ戻るか知れないイツキを待ち続ける。 イツキが消えてから1年余りが経った、さやかがはじめてイツキを拾った日のような、冬の晩。イツキは帰ってきた。泣いて詰るさやかに、イツキは自分のことを話す。生い立ち、自分の家族のこと、そこから逃げたこと。さやかといるのは幸せだったが、そのままではいられないと感じたこと。それらにかたをつけたこと。そしてイツキは、さやかに結婚してほしいという。さやかはそれを受け入れ、イツキがいない間のことをイツキに話し始めたところで、物語は終わる。

河野さやか(こうの さやか)=高畑充希

主人公。樹を“拾った”OLで、以降奇妙な同居を始める。8月15日生まれで、作中春の時点で26歳。親類が度々お見合いをセッティングしようとするため、休暇の際に実家に帰ることはほぼない。 最寄り駅から程近い、新婚向けの間取りのマンションの1階に住んでいるが、リフォーム済み・築20年であるため「マンション」と言うより「アパート」と言ったほうが近い物件であり、家賃は割と安いらしい。 自炊や家事は基本的に苦手で食生活はあまりよくないが、形から入るタイプで、1人暮らし開始直後に器具はそこそこ揃えている。 街中で生まれ育ったため、絵本などで見た野草に幼い頃から憧れており、樹に教わって野草を「狩り」始めてからは、彼が作る、それらを使った料理にハマる。また、ポケット図鑑を買って積極的に調べるようになった。 『ダ・ヴィンチ』2013年5月号の有川浩特集における「好きなカップルランキング」では、樹とともに第2位を獲得。

日下部 樹(くさかべ いつき)=岩田剛典

さやかのマンションの前に行き倒れていた青年。さやかに拾われ、家事全般と金銭管理を引き受ける条件で同居を始める。3月1日生まれ。さやかと同い年だが早生まれのため、学年はひとつ上。 ザックひとつに手荷物を収めて全国を放浪しており、資金調達のためのアルバイトで居酒屋にいたこともあるため、料理は一通りこなせる。野草類に詳しく、さらにはそれを使った料理も得意。さやかを川原などへ誘っては「狩り」と称した植物採集にいそしむ。 有名な華道家の長男だが、切花を生けるより野草を観察するのが好きで、実家と折り合いが悪い。植物の写真を撮るのが趣味で、数少ない持ち物の一つであるデジタル一眼レフで写真を撮っては、ノートパソコンに保存している。 さやかとの同居が長くなるうち、「このままではいけない」とけじめをつけることを選んで、ある日不意に姿を消した。それから約1年の後、実家の相続権を放棄することで自由を得て、大学教授の助手になり、さやかに会いに行く。

原作 単行本(角川書店、2009年、ISBN 978-4-04-873948-1 ) 文庫本(幻冬舎文庫、2013年、ISBN 978-4-344-41968-1 )