「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2017」ネタバレ「コール」です。北川景子さんと川栄李奈さん主演。
ほん怖ネタバレ「コール」
出演:北川景子、志尊 淳、川栄李奈 他
看護師の深川京香(北川景子)がつとめる総合病院の417号室に入院していた患者が深夜に何度もナースコールを鳴らし、苦しみながら亡くなり、その日から、誰も入院していない417号室のナースコールが毎晩、繰り返し鳴るようになる。
今夜もナースコールが鳴り、京香が見回りに行くが何もなかった。ナースステーションに戻るが、また417号室のナースコールが…。
京香は弟と2人暮らし。パン屋を営んでいた両親は事故で10年前に亡くなっていた。弟は仕事もせずダラダラしていた。
417号室に入院してきた患者は突然「トヨコさん」と口にし、亡くなった。次の患者も同じようにして亡くなった。事態が相次ぎ、やがてその部屋は「死に部屋」と呼ばれ始めた。トヨコさんは苦しんで亡くなった417号室の患者の名前だった。
同僚看護師の横山詩織(川栄李奈)は京香に、「あの部屋は使わないほうがいい…」と警告するが、京香は「そんな噂に振り回されてどうするの」と、主任という立場上、この不穏な状況を認められないでいた。
そんなある日、京香の弟・篤史(志尊淳)が大ケガをし、京香の病院に運び込まれ、417号室に入院することになった。いてもたってもいられない様子の京香。
弟は417号室で何もなかったように過ごしていたが、噂が弟の耳に入ってしまい…次の日に別の部屋に移ることになった。しかし弟はこのままでいいといい、俺みたいな出来損ないは死んだほうが良いと言い出した。
その夜、弟はあ の 状 態 に…
京香が声をかけると、意識を取り戻した。別の部屋に移ることになりリハビリをしていた。弟の部屋を片付けていると、パン専門学校のパンフレットを見つけた京香。弟に着替えを届けると、ベッドにその姿はなかった。
焦ってあの部屋に向かってみると…
417号室で「トヨコさん」とつぶやく弟の姿が…
京香は声をかけるが、反応しない。人の名前を次々呼ぶ弟は引き込まれていきそうになる。向こう側から亡くなったひとたちが現れて歩いてきていた。
弟は連れていかないで!と叫ぶ京香。
寸前で「連れて行くなら私を、弟はたった一人の家族なんです」と叫ぶと、トヨコさんたちはいなくなっていた。弟も無事、戻った。
それから、順調に回復しパン屋になる夢を持った弟。京香も応援する。
孤独な最後を迎えた人が連れていこうとしていたのでしょうか。私にも何かできることがあったのでは、と思うのです。