先日までアニメが放送されていた「orange(オレンジ)」が、アニメ映画化することが発表されました。
作者の高野苺さんが、新たにお話しを描きおろし、これまであたためていたものの漫画では描き切れなかった部分を追加した”続編”のようなストーリーになるようです。あらすじや劇場映画情報をまとめてみました。
目次
orangeとは?未来の自分から手紙が…SF青春ラブストーリー!
「orange」は、10年後の自分から手紙を受け取った16歳の女子高生・高宮菜穂が、未来を変えるべく奮闘するさまを描いた青春SFラブストーリー。元々は別冊マーガレットで連載が開始され、その後休載を挟み双葉社の「月刊アクション」にて連載再開。コミックスとして全5巻が発売されています。470万部を突破した大人気少女漫画です。
2015年には土屋太鳳さんと山崎賢人さんの共演で実写映画化され、2016年7月より放送されたテレビアニメ版は9月25日深夜の放送で最終回を迎えました。
orangeアニメ映画化あらすじまとめ!須和目線のストーリー
タイトルは『orange -未来-』で、実写映画化の主題歌だったコブクロの『未来』が起用されます。
2016年11月18日より、2週間限定で上映!キャッチコピーは「あの日から、この未来を二人に見せたかった――。」です。
映画キービジュアルは、晴れた冬空の下、物語の舞台・長野県松本市に実在する「あがたの森公園」のベンチに腰掛ける主人公の菜穂と菜穂へ想いを寄せる翔、そしてその二人を見守る須和が描かれている。
原作者である高野苺さんの、アニメ映画化に関するコメント
TVアニメが終わってしまう寂しさから、またこうして映画でもう一話観られることがとても嬉しいです。
今回描き下ろしたこのお話は、元々連載第1話の時に考えていた最終話のエピソードでしたが、
須和目線で描きたかったので、最終話では描かずにしまっていたものでした。
この話は26歳の須和達が見れなかった未来で、
手紙が届いた菜穂達の未来は、26歳の須和にとっても新しい未来であること、
そして主題歌「未来」を聴きながら描いていたのですが、
歌詞が、翔と菜穂を見守る須和の姿と重なり、すごくぴったりだと改めて思い、
サブタイトルは「未来」しかないと思いました。
それぞれが、好きな人を大切にしてできあがった「未来」を観てください。
映画、楽しみです!
ということで、このアニメ映画は
・須和目線で描かれる
・連載1話の時点で考えられていたエピソードが盛り込まれる
・手紙が届いた菜穂たちの新しい未来
であることがわかります。
声優陣はアニメと同じ方が担当するようです。大半はアニメの総集編のようですが特報動画を見ると、手紙の入ったビンが海に漂うシーンなどこれまで描かれなかった場面も挿入されているようで期待が高まります。
全編描きおろしではないので、2週間限定の公開なのですね。
『orange -未来-』情報まとめ&前売り・ムビチケは10月14日(金)発売!
あの日から、この未来を二人に見せたかった――。
原作者・高野苺描き下ろしによる新作エピソードにTVアニメの名シーンを重ねて紡ぐ“まだ誰も見たことのない『orange』”
映画『orange -未来-』
11月18日(金)<2週間限定>全国公開
<CAST>
高宮菜穂:花澤香菜
成瀬 翔:山下誠一郎
須和弘人:古川 慎
村坂あずさ:高森奈津美
茅野貴子:衣川里佳
萩田 朔:興津和幸
<STAFF>
【原作】高野 苺(双葉社「月刊アクション」連載)
【監督】浜崎博嗣
【チーフディレクター】中山奈緒美
【シリーズ構成】柿原優子
【キャラクターデザイン】結城信輝
【音響監督】長崎行男
【音楽】堤 博明
【アニメーション制作】テレコム・アニメーションフィルム
【制作】トムス・エンタテインメント
【主題歌】
コブクロ「未来」(ワーナーミュージック・ジャパン)
コブクロコメント
「orange」という作品に出逢い「未来」という楽曲が出来て、はや一年が経ちました。
そして今、新たな「orange」のその先に、新たな物語の枝葉が生まれようとしています。
映画のサブタイトルに「未来」という言葉が入り、作品と楽曲がまた強く結ばれました。
「orange」の主人公は、登場人物全員だと思います。
誰の目線からも見えている、切なくとも、優しい世界が「orange」の魅力です。
最後には、映画を見たその人自身が、物語の「主人公」になれるよう
楽曲「未来」で、映画を彩れたらと思います。上映を楽しみにしています。
前売り・ムビチケは10月14日(金)より販売開始です。
【発売日】 10月14日(金)
【価 格】 1,000円(税込)
※全国共通特別鑑賞券・ムビチケとも
【販売場所】 上映劇場(近日公開予定)