吉野美香さんの密着ドキュメンタリーがまた放送されるようです。
今年2月に「中居正広の「終活」って何だ?僕はこうして死にたい」の中で放送された、乳がんを患いながらも無治療で、自宅で過ごす吉野美香さん。人生の終わり方を考える番組でしたが、吉野さんの考え方や乳がんとの付き合い方、家族との関係など大変興味深い内容でした。反響が大きかったのか、再度別の番組で放送されるようです。
吉野美香さんの人生「元気に死にたい」乳がんと緩和ケア
今年2月の番組の情報としてこのようになっていました。
余命わずかと家族が告げられたら
余命わずかと宣告されたある女性を紹介する。彼女は元気に死にたい、と緩和ケアでの痛み止めなどはするが延命治療はしないという選択をする。そんな彼女を見守る家族は彼女の意見を受け入れられるのか。もし自分の家族が余命わずかで延命治療は望まないという選択をしたらどうするか。死ぬまでに必ず決めるべきこととは何か、学ぶこと満載のコーナー。
そもそもがんになったら抗がん剤治療をしたり手術をしたりするのが一般的だと考えていましたが、特に乳がんについては、自分でケアをしたり定期的の病院で診察を受けたり、痛み止めなどを飲みながら自宅で生活する人が結構いるのだそうです。乳がんについての詳しいことは、専門家でないので割愛しますが、積極的な治療を行わずに「緩和ケア」を行う選択もある、ということです。
吉野さんは胸にしこりがあり乳がんかな?と思い始めてかなり経過してから診察を受け、診断されました。余命宣告もされていました。
しかし積極的な治療を最初からせず、自分でのケアや緩和ケア病院での通院、痛み止めの薬などでコントロールしながら、今も買い物や料理、家事をしながら夫と猫と生活できています。
この選択・考え方に関しては、吉野さんの本に詳しく載っています。推奨するとかではなく、このような考え方の人もいるのか…と感心しました。
また、お子さんや旦那さんもこの吉野さんの考え方を尊重するのは大変だったと思います。
吉野美香さんのドキュメンタリー放送はいつ?
ブログで取材されていたことを明かしていましたが、まだ詳細は未定のようです。気になる方はブログをcheckしてみては(^^♪
吉野美香さんブログ
癌と闘わずに。。。
http://ameblo.jp/3bikinoneko-y/
6/1:追記
BS朝日 6月4日(木)19:00~20:54
大橋巨泉がん4度目の闘い ~治す人治さぬ人・・・命のドキュメント~
今年になって、著名人のがんの告白、がんによる死が世間の話題となっている。音楽家でプロデューサーのつんく♂さんの喉頭がんによる声帯全摘出。人生を狂わしてしまうがんに対し、日本人はどのように闘ってきたのだろうか? 名司会者だった大橋巨泉さん、女優でタレントの原千晶さん、そして女優の沢田雅美さんは、がんを告白し、またがんと向き合って闘っている。特に大橋巨泉さんは、この番組の放送直前に肺がんの手術を受け、その後のインタビュー取材にも答えてくれた。原千晶さん、沢田雅美さんも闘病生活と家族の支えをカメラの前で語ってくれた。さらに、最愛の妻が乳がんとなった、ジャーナリストの田原総一朗さんは、「心中、自殺まで考えた」と当時の心境を激白。闘病生活での「スキンシップの重要性」をあげている。
「闘病」といっても、手術や、抗がん剤治療、放射線治療を受けながらの闘病と、治療をしない闘病がある。抗がん剤の副作用でボロボロになりながら生き続けるより、ありのままの生活で、ありのままの姿でがんと向き合う女性もいる。 さまざまな見地からがんを分析した今回の「ザ・ドキュメンタリー」。もしも、あなたががんになったとき、一体どんな向きあい方を選ぶだろうか。
http://www.bs-asahi.co.jp/documentary/
癌と闘わない―私の選択 私の人生、私が選んではいけませんか?
- 作者: 吉野実香
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