南米・エクアドルの太平洋沿岸を震源とする、大地震が発生したとのことです!
熊本地震の被害が未だ予断を許さない状況での地震発生ということで、関連性などが気になるところ。
東日本大震災や今回の熊本地震もそうですが、地震の痛みや辛さがわかる日本人にとって、エクアドルの状況も心配になりますね。
詳しく見ていきましょう!
エクアドルでM7.8の大地震が発生!
一部報道によると、日本時間の17日午前8時59分頃、南米・エクアドルの太平洋沿岸を震源とするマグニチュード7.8の大きな地震があったとのこと。
また、エクアドルの報道によると、今回の地震で、震源から南東におよそ170kmほど離れた首都の「キト」や、南におよそ300kmほど離れたエクアドル最大の都市「グアヤキル」でも少なくとも50秒強い揺れを感じたと報じられています。
この地震の影響で、各地で停電が起きているほか、家屋や橋が倒壊しているそうです。
各国の支援を始め、迅速な対応が求められています。
さらに、震源近くのホテルでは電話が繋がらなくなっているとのことで、震源に近い沿岸付近にあるホテルの従業員の女性は以下のように答えています。
とても大きな揺れが1分から2分程度続いた。このホテルの宿泊客や従業員にはけがはないし、周囲の建物にも今のところ被害は確認できない。
また、震源から南におよそ300km離れた最大都市「グアヤキル」のホテルの従業員の男性もコメントしています。
強い揺れを40秒から50秒ほど感じた。多くの地区で停電が発生しているためテレビなどで情報を入手できない状態だ。町全体がどのような状況になっているか分からない。
エクアドル地震の日本への影響は?津波の心配は?
エクアドルでの大地震が、日本に与える影響が懸念されています。
現状としては、気象庁はこの地震で日本への津波の影響があるかどうか、調べているようです。
エクアドル地震と熊本地震の関係は?
熊本地震が先日発生したばかりという状況で、エクアドルでの大地震ということで、2つの地震は関係があるのかというのが気になるところ。
あくまで推測ですが、「環太平洋造山帯」が今回2つの地震には関係していると思われます。
こちらが環太平洋造山帯に当たりますが、日本を含め北米を経由し、南米のエクアドルやチリにまで及んでいることがわかりますね。
このことより、熊本地震が頻発したことにより、その震動が環太平洋造山帯のプレートを伝い、今回のエクアドル地震を引き起こすまでに影響を与えた可能性も考えられます。
世界各地もそうですが、何よりも日本での地震誘発も懸念されます。
「明日は我が身」とはよく言われますが、一人一人が地震と向き合い対策する必要がありますね。