2015年4月25日発売の双葉社「月刊アクション」6月号に、高野苺先生の大人気漫画「orange」最新話(第18話)が掲載されました。コミックス4巻の続きが読めるとのことで楽しみにしていました!
実写映画化も発表されてますます盛り上がっています。この記事では「orange」のあらすじや公式情報まとめ、最新話のネタバレなどを書いています。コミックスでまとめて読みたい方はスルーお願いしますm(__)m
高野苺「orange」あらすじ
「orange」とは…
高野苺先生による少女漫画作品。
「別冊マーガレット」(集英社)にて2012年4月号から連載された後に体調不良等で休載。
その後「月刊アクション」(双葉社)に移籍し2014年2月号から不定期連載中。
単行本は2015年2月現在、集英社からは全2巻、双葉社からは既刊4巻が刊行されている。
世界9カ国で翻訳出版もされている。
「orange」のあらすじ
同級生の自殺という「後悔」に苛まれている10年後の自分から届いた手紙をもとに、主人公の高校生たちが自分や未来を変えるために行動していく様を描くSF青春ラブストーリー。長野県松本市を舞台にしている。話数のカウント単位は「LETTER ○」。
女子高校生・高宮菜穂は2年生になった4月の始業式の日、差出人が自分の名前になっている手紙を受け取る。その手紙には、26歳になった10年後の自分が後悔をしていて、その後悔を16歳の自分には味わってほしくないこと、菜穂に今後起ること、それに対して菜穂にしてほしい行動が書かれていた。
菜穂は、初めは誰かのいたずらと思っていたが、手紙に書かれていた通り、成瀬翔が東京から転校してくる。手紙には、5月に成瀬翔を好きになること、翔が17歳の冬に事故で亡くなること、その事故は防ぐことが出来たと書かれていた。
10年後の菜穂が手紙を書いた目的が翔を事故から救うことと分かり、16歳の菜穂は「翔がいない未来」を変えるため手紙に書かれているように行動しようと努力する。手紙に書かれていた通り菜穂は翔を好きになるが、一方、手紙に書かれていた予言と実際に起きた出来事が微妙に食い違う場合もあることに気が付く。
また、手紙を詳細に読むと、翔は事故死ではなく自殺の可能性があることを示唆していた。
そんなある日、菜穂は須和弘人から「手紙、届いた?」と質問をされ、弘人に届いた10年後の26歳の弘人が書いた手紙を見せられる。さらに、 村坂あずさ・ 茅野貴子・ 萩田朔にも未来の自分自身から翔を救うための手紙が届いていることを知り、5人は協力して「翔がいない未来」を変えていく。そして手紙に「翔をリレーのメンバーから外してあげてほしい」と書かれていたとおりに行動するか、思案する。
月刊アクション6月号に掲載された、高野苺「orange」最新18話ネタバレ
4巻の続きなので、簡単に4巻の内容をまとめ
お互い意識するも菜穂が鈍かったりして微妙な距離感を保っていたが、周りに押され距離が少し近づく。
体育祭で元気のない翔。皆両親が見に来る中、お母さんは仕事だとみんなに嘘をついていて、心から楽しめていない。そこへ須和が祖母を呼んでおいてくれ、少し笑顔を見せるが、相変わらず感情をあまり出さない翔。
みんなは、話して打ち明けて欲しいと翔に持ちかけ、翔の口から母親についての真実を聞く。
リレーでバトンを渡しながら翔への伝言を伝達していく。
「負けるな、約束、ずっと一緒、10年後も、待ってるよ、みんなで、待ってるから」
リレーは翔が1位だった。
翔からチュっとごほうびのキスを(でも口と口じゃない)
翔は「10年後って何?」と聞くもみんなはぐらかす。
少し距離が縮まった2人、クリスマスは翔と菜穂が2人で過ごす約束をする。
二年祭りという大晦日のお祭りはみんなで行くことに決めた。
現在では菜穂と結婚している須和が、このお祭りの日に翔と喧嘩した菜穂をなぐさめ、告白している。しかし高校生の須和は絶対に告白しない、お祭りも行かないという。
菜穂の手紙には、このお祭りで喧嘩をし、2人の距離が離れていくとあった。
そして最後まで翔に謝る事が出来ず亡くなってしまった…とも。
そして最新 18話。
クリスマスは翔の祖母が体調を崩し、菜穂と会う予定はキャンセルになってしまった。
大晦日はみんなで二年祭りに。
須和は「行かない」と言っていた通り、体調不良で欠席。
このお祭りで喧嘩してしまうと、取り返しがつかないと翔以外は緊張する。
近くで偶然会って一緒に来たという、あずさと萩田はなんかいいムード。
みんなの飲み物を買い出しにいくため、翔と菜穂が2人きりになる。
クリスマスは楽しみにしていたけど、祖母の体調のことがあって不安で、ごめんと謝る翔。
菜穂は、大丈夫、来年は一緒に過ごそうね、と明るく言う。
おばあちゃんに10年後会っていることを手紙で知っている菜穂は、「おばあちゃんもきっと大丈夫だよ」とも口走ってしまう。
しかし、1年後なんてわからないよ、お母さんの時もそうだった、と声を荒げる翔。
なんでそんなことが言えるんだ、と喧嘩ムードに。
おばあちゃんが心配だから、先に帰るという翔を菜穂は引き留めようとするが、手をふり払われてしまう。
母親を殺したのは自分だと声を荒げる。
同じ結果になってしまったと嘆く菜穂。
この事態を貴子たちも知り、須和に連絡する。
須和は、この時菜穂に告白したことが翔を救えなかった理由の一つだと思い込んでいた。
しかし貴子に押され、菜穂たちのもとに来る須和。
菜穂に会いなぐさめるが、告白はしなかった。
そして菜穂に翔のもとへ行け、と背中を押す。
翔に電話をかける菜穂。
翔は携帯を投げて壊してしまっていた。
つながらない電話。
変えられる未来と
変えられない未来があるとしたら…
翔は…
高野苺「orange」最新情報まとめ!実写映画化、最終巻5巻はいつ出る?
・過去からの手紙と、高校生の菜穂たちの描写が複雑に交錯されていて文字で起こすのは難しいです(文才がないです、すみません)。
現在「orange」最新話(18話)掲載の月刊アクション6月号は発売中ですので、是非お手に取ってみて下さい。本屋にはなかなかありませんでしたが、ネットだと比較的在庫もありすぐ届きました(私は楽天ブックスで頼みました。送料無料なので^^)
・この続きはいつ読める??次号の月刊アクション7月号は5月25日発売ですが、orangeの掲載はありません。月刊アクション公式サイトや高野苺先生のツイッターなどで日頃からチェックしてみて下さい。このサイトでも、分かり次第更新します。
・作者の高野苺先生が、「orange」は5巻で終了する予定で、2015年内にはコミックスを出すことを明言されています。
5巻の発売はまだ未定です。結構先になってしまうと思いますが、いよいよ今年完結します。最後までどうぞよろしくお願い致します!
— 高野 苺 (@ichigo_takano) 2015, 3月 8
この前言ったやつですが、orangeは連載再開する時に5巻までと決めました。もうあと数回で終わってしまうのかと思ったら自分でも寂しいです。本当にたくさんの方に読んでもらえる作品になって感謝でいっぱいです。長期休載などでご迷惑をおかけした分を返せるように最後まで大切に描きます。 — 高野 苺 (@ichigo_takano) 2015, 3月 13
・実写映画化することが4月25日発売の「月刊アクション」6月号で発表されました。映画は年内に公開することが発表されており、コミックスの終了と同時に公開するのでは?と勝手に思っています。
・2015年の松本市成人式のパンフレットの表紙用に本作のイラストが描き下ろされました。会場では数量限定で本編「LETTER 1」が収録された小冊子も配布されたそうです。