音楽

尾崎裕哉『二世』を読んでの感想…

遅ればせながら、尾崎裕哉さんが書いた自伝『二世』を読んだ。

amazonで取り寄せたのだけど、ハードカバーだと思っていたらそうではなく読みやすいサイズだった。あくまでも一個人が読んだ感想として述べます。

自伝なので、基本的には幼少期から今までの生い立ちがメイン。それに自分が音楽活動・アーティストとしてやっていくということに対する想い・父親に対する想いが綴られている感じ。



あくまでも尾崎裕哉さんの目線・母親からの目線で書かれているので「いいとこのおぼっちゃんが大学院まで出て好きなことをしている」だけのようにも読めるが私が読んで良かったのはこの部分。

・父親が亡くなった理由を母親に尋ねるシーン

・文芸春秋に掲載された「尾崎の遺書」なるものを目にしたときの家族の心情



・尾崎の23回忌に、両家の親族が集まり談笑しているシーン

こういう、今まで当事者でないと語られなかった生々しい部分や家族内のことが読めたのはありがたいし単純に嬉しい。尾崎側の親族と妻・繁美さんの親族は色々あったりしたようだけど、法事のシーンを読む限りとても暖かい雰囲気で、尾崎の兄・康さんは相変わらず優しく知的な印象で嬉しい。

ただ2014年の出来事なので、尾崎裕哉さんデビューに関して親族がどういう反応をしたのかまでは載っておらず(母親に関してはところどころ出てくるが)、今の活躍を見てどう思っているのか聞いてみたいところ。

数年前のパーティーで「I LOVE YOU」などを歌った時の様子もほんの一文触れていた。何のパーティーかは触れていなかったけど、この前くらいからカラオケで人前で歌う機会が増えて練習していたそう。

また、尾崎のイベントで「僕が僕であるために」を披露した時の舞台裏も事細かに書かれていた。これですね。


尾崎豊 / 尾崎裕哉

親の事情に振り回されながらも、幼少期をボストンで過ごしたことは結果的に良かったのかもしれないと改めて思ったり。ただ、そのスマートさが故に父親のような荒っぽさがないのは致し方ない。尾崎豊じゃないんだから!



須藤さんとは母親を介して結構早いうちから交流があったようです。デビュー曲も相談したみたいですし。

見えないプレッシャーとか重圧を勝手に背負いすぎているのでは…とも感じましたが(そこまで周りって人のこと気にしていないと思うのですが)、これは尾崎の息子じゃないからわからない。でも私は読んで良かったですけどね。

もっと写真あればよかったな、と思うのですがそういうのは今後小出しにしていくのかな。フォトブックとか。最後に1枚だけ、遊園地で撮った裕哉さんと尾崎の写真があるんですがこれまたすごくいい。あえてこれだけってのがいいのかも。

気になる裕哉さんの彼女とかについてはあまり触れられていませんでした。たださらっと「昔の恋人」とかが出てくるのでそれなりに彼女はいたのでしょう、っていうか今もいてもいいんですけどね。恋愛の歌も作って行って欲しいな。

本当これからって感じなので、是非純粋な音楽活動を続けていって欲しいなぁ…といちファンとして思います。

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